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アンコール - encore

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概要

アンコール(encore)とは、公演?の最後に行われる観客からの再演要求である。

拍手での呼び戻し

公演が終わった後、拍手?歓声?が鳴り止まないことをもって、アンコールの合図とする習慣である。しばしば「アンコールの拍手」と呼ばれる、1秒に1回程度のゆったりしたリズムで拍手がおこなわれるとアンコールの要求とみなすが、観客がこの習慣を知らない場合、また物凄く感動したような場合は、通常の秒2〜3回くらいのリズムの拍手が長時間続き、演奏者がステージに戻る場合もある。また公演の質によっては客席から「アンコール!アンコール!」という声が掛かる場合もある。特に演奏者がなかなかステージに戻ってこない場合、こういう要求の仕方が行われたりする。

アンコールの回数

日本ではアンコールは2回やるのが習慣化している。ただし、短時間のステージの場合は1回のみの場合もある。また観客が物凄く熱狂したような場合、3回やることもある。一部の演奏者は延々と何回でもアンコールするケースもある。

1回目のアンコールは単にアンコールと言い、2回目をセカンドアンコール、3回目をサードアンコールのように言う。

緞帳と客電

公演が終わると緞帳を降ろし、アンコールを始める時にまた上げる場合と、緞帳は上げたままにしておく場合がある。1回目のアンコールとセカンドアンコールの間で緞帳を降ろす場合、降ろさずに単に演奏者が下がるだけの場合がある。またセカンドアンコールは最初のアンコールの後、続けておこない、観客の拍手を要求しない場合もある。これは日本ではアンコールは2回やるもの、というのが定着しているためである。

客電が点いたら、もうそれ以上アンコールはしないという意味である。

クラシック公演の場合

クラシック音楽の公演では、アンコールは行わない演奏者もある。しかし、観客からの要求がある場合(拍手が鳴り止まない場合)、小品を演奏する場合もある。楽団の講演会で、数人程度で出て行き短い曲を演奏する場合もある。

観客側も、アンコールを要求するのは、その日の公演に満足した場合であり、出来が悪かった場合はアンコールしない場合もある。また、観客が小学生などやお年寄りなど、また田舎での公演、障碍を持つ人など、アンコールの習慣を知らなかったり、あるいはアンコールを要求する拍手の仕方を知らないような場合、演奏者が自主的に「聴いてくださったお礼にプレゼント」などと称してアンコールを実行する場合もある。

クラシックの場合、アンコール曲が用意されておらず、その日の演奏会で演奏した曲目の中のどれかを演奏する場合もある。

ポピュラー音楽の公演の場合

ポピュラー音楽では、日本ではアンコールするのが既定路線となっており、観客がよほどシラけていたり怒ったりしていたような場合を除けば、公演終了後に観客が拍手をし、演奏者がステージに戻ってアンコールを演奏するのがお約束になっている。アンコールはだいたい2回であるが、元々短いステージの場合は1回のみの場合もある。アイドル歌手などの場合、アンコール用の衣装に着替えたりするケースまである(客はとっても待たされ、長時間拍手をし続ける必要がある)。

アンコールで演奏される曲目は、しばしば定番化しており、例えば、ポール・モーリアの公演では、アンコールで「オリーブの首飾り(El Bimbo)」を、メンバー紹介しながら演奏するのがパターン化していた。またアンコール曲を、観客と一緒に歌うというのを好むアーティストもいて、マイクを客席に向けて歌うパフォーマンスが、よく行われる。

演劇の場合

演劇の場合は「カーテンコール」と言って、拍手で出演者がステージに呼び戻されて挨拶をする習慣になっている。これが音楽演奏会のアンコールに相当するものである。