ローズ+リリー制作委員会(ろーずぷらすりりー・せいさくいいんかい)とは、町添部長ら、5人の集まり。
この名前は正式のものではなく、ケイが密かにそう呼んでいるものである。メンバーは、★★レコードの町添部長、○○プロの浦中部長、△△社の津田社長、UTP社長の須藤美智子、作曲家の上島雷太の5人。
ローズ+リリーやローズクォーツのコンセプト・方向性は基本的にこの5人の総意によって決められている(美智子の謹慎中は津田・浦中も遠慮していたので、町添と上島の2人で決めていた)。中心となっているのは町添部長で、部長は##プロの長谷川と並ぶ、マリ&ケイの理解者である。上島は、自分の「ファミリー」の歌手にも、またこの年代の女性デュオにはふつうは渡せないような実験的な曲を渡して、結果的にふたりの可能性を広げている。
ローズ+リリーの音楽が「突き抜けている」のは、マリのぶっ飛んだセンスに加えて、上島もそういう非常識な曲を渡しているからである。なお、マリが過激な歌詞を書くのにふたりの音楽がパンクやヘビメタなどにならないのはケイがとてもおとなしい、素直な曲を書くからである。ケイの曲は概して耳に残りやすく、つい鼻歌で歌ってしまいがちである。